部門長あいさつ
プラクティス部門の理念は「エビデンスに基づく看護実践能力の強化」です。臨床の看護師は経験に基づく優れた看護実践を行っていますが、様々な看護研究から生み出されたエビデンスとのつながりを意識していないこともあります。エビデンスと看護実践を結びつけて看護実践能力を強化する、さらに、日々の看護実践から新たなエビデンスにつなげることを目標として、看護学コースと看護部が連携しながら活動していきたいと思います。
東北大学ケアサイエンス共創センター
プラクティス部門長
庄子 由美
東北大学病院看護管理室 副看護部長
部門の理念エビデンスに基づく看護実践能力の強化 |
平成28年度の活動目標部門会議の定期開催 <看護実践能力向上のための支援> エビデンスを現場に普及させ、看護実践能力の強化を図る。 <臨床看護実践の向上と開発ユニット> 看護の質向上発表会、医療の質向上に関する活動報告会の課題の支援 |
平成28年度の活動計画部門会議は、1~2か月毎に開催する。 <看護実践力向上ユニット> ・各部署で実践しているケアでエビデンスがあると思われるケアを院内全体へ普及する。 <臨床看護実践の向上と開発ユニット> ・平成28年度看護の質向上発表会、医療の質向上に関する活動報告会の演題の中から、看護用具の開発につながる可能性のある課題をピックアップする。 |
平成27年度の活動目標<看護実践能力向上のための支援> ・看護の質向上発表会、医療の質向上に関する活動報告会の課題への支援 <イノベイティブな看護モデルの開発と実践> ・臨床研究推進センター等との連携によるシーズの発掘及び共同開発 |
平成27年度の活動計画部門会議は、1~2か月毎に開催する。 <看護実践力向上ユニット> ・平成27年度看護の質向上発表会、医療の質向上に関する活動報告会の演題の中から、ケアリサーチ部門(研究ベース)やキャリアプロモート部門(教育ベース)、看護用具の開発につながる可能性のある課題をピックアップする。 |
平成27年度の活動実績部門会議を8回開催した。 <看護実践力向上ユニット> ・抄録を事前に確認のうえ5回参加し、計20題の演題の発表を聞いた。発表会毎にプラクティス部門内で新規シーズに発展する可能性のある演題があるか検討した。 ・平成27年度院内看護研究発表会・看護の質向上発表会にプラクティス部門が参加して、新規シーズに発展する可能性がある演題について後日検討会を開催する等支援を行うことを周知した。 ・シーズに発展する可能性があると考えられた演題2題について、発表者とともにシーズ検討会を実施した。 ・シーズ検討会の結果を踏まえて、針捨て容器の商品開発の可能性があるのでないかと、CRIETOバイオデザイン部門に相談した。アイディアを企業に伝え、知財化・事業化に資する点があるかつめていく可能性があると考えられたが、検討の結果、市場サイズがはっきりしない等問題点が多いため、今回は困難であるという結論となった。 |