ケアリサーチ部門

部門長あいさつ


ケアリサーチ部門では東北大学発の新しいケアの創造を目標にしています。

東北大学ケアサイエンス共創センター
ケアリサーチ部門長
宮下 光令
東北大学大学院医学系研究科保健学専攻 教授

部門の理念

東北大学ブランドによる新しいケアの創出

平成28年度の活動目標

<ケアイノベーションユニット>

TUCSCOプロジェクト研究による看護部と看護学専攻の共同研究の推進

・TUCSCOプロジェクト研究の登録数の増加
・臨床研究推進センター(CRIETO)との協力体制を確立する。

<臨床ナースリサーチ支援ユニット>

臨床看護師による専門学会や学術論文で発表ができる研究の実施を支援する。

・臨床看護師に対する病院倫理委員会へ提出するプロトコル作成支援
・院内の看護研究相談、および・看護学専攻教員との連携を行う。
・看護部の看護研究の手引きを改訂する。
・臨床看護師の研究能力向上のための情報発信を行う。
・臨床看護師に対する論文投稿の支援
・臨床看護師に対する科学研究費取得の促進
・看護部の研究業績のリストアップを行う。
・看護部の人的リソースの把握を行う。

平成28年度の活動計画

<ケアイノベーションユニット>

・TUCSCOプロジェクト研究の登録の呼びかけを行う。
・TUCSCOプロジェクト研究の進捗を管理する。
・臨床ナースリサーチ支援ユニットと協力し、共同研究を増加させる。
・CRIETO運営会議に出席する。


<臨床ナースリサーチ支援ユニット>

・看護研究計画書検討会に委員を派遣し、研究計画書作成および倫理委員会への提出の支援を行う。
・必要であればCRIETOと共同し、倫理委員会提出に関する標準業務手順書の看護研究バージョン(テンプレート等)の修正を行う。
・臨床看護師が気軽に看護研究の相談ができる窓口としてスキットカフェを開催する。
・臨床看護研究相談・支援体制について周知し、看護学専攻教員との連携の窓口となる。
・相談・支援を実施中の研究の進捗を管理する。
・必要であれば看護研究の手引きを改訂する。
・臨床看護師の研究能力向上のための情報発信を行う。
・必要であれば論文投稿の支援を行う。
・必要であれば科学研究費取得の支援を行う。
・看護部の研究業績の整理を行う。
・必要であれば看護部の人的リソースの把握を行う。

平成27年度の活動目標

<ケアイノベーションユニット>

TUCSCOプロジェクトによる新しいケアの創出

・TUCSCOプロジェクトの募集・審査・実施支援・進捗管理
・平成27年度中にTUCSCOプロジェクトが倫理委員会の承認を受けスタート
・平成29年度末までに1つ以上のTUCSCOプロジェクトが完了

<臨床ナースリサーチ支援ユニット>

臨床看護研究の強化・推進のための支援

・臨床看護師に対する病院倫理委員会へ提出するプロトコル作成支援
・臨床看護師に対する専門学会への発表ができる水準の研究の実施支援
・臨床看護師に対する論文投稿の支援
・臨床看護師に対する科学研究費取得の促進

平成27年度の活動計画

<ケアイノベーションユニット>

・TUCSCOプロジェクトの募集を開始する。
・TUCSCOプロジェクトの研究実施を支援する。
・TUCSCOプロジェクトの進捗管理行う。
・臨床研究推進センター(CRIETO)との協力体制を確立する。


<臨床ナースリサーチ支援ユニット>

・看護部倫理委員会を廃止する。
病院倫理委員会に提出するためのプロトコルの作成支援を行う。
・臨床ナースリサーチ支援ユニットが行う研究相談の体制を確立する。
・看護学専攻教員との相談・連携体制を確立する。
・臨床看護師の研究能力向上のための情報発信を行う。
・看護部の看護研究の手引きを改訂する。
・看護部の研究業績のリストアップを行う。
・看護部の人的リソースの把握を行う。

平成27年度の活動実績

<ケアイノベーションユニット>

目標を看護部と看護学専攻の共同研究の推進に変更し、看護部と看護学専攻の共同研究をTUCSCOプロジェクト研究として登録することにした。本年度の具体的な成果は以下である。

・TUCSCOプロジェクト研究の登録要項を確定し、登録を開始した。登録件数は7件であった(平成28年2月末現在)
・TUCSCOプロジェクト研究について大学病院看護師向け説明会を4回開催し、また師長会、専門看護師会、保健学科の教員の会議や集まり、電子メールなどを利用し周知を図った。

・東北大学病院臨床研究推進センター(CRIETO)と打ち合わせを行い、今後の連携の方針について討議した。
・部門から看護部1名、看護学専攻1名がCRIETOの運営委員会に参加している。


<臨床ナースリサーチ支援ユニット>

臨床ナースリサーチ支援ユニットでは、看護部倫理委員会を8月に廃止し、病院倫理委員会へ移行した。これに伴い、臨床看護研究の支援を強化した。

・CRIETOの協力のもと病院倫理委員会への移行に伴う説明会を3回開催した。
・CRIETOと共同し、倫理委員会提出に関する標準業務手順書の看護研究バージョン(テンプレート等)を作成し、ネット上に公開した。東北大学病院臨床研究推進センター(CRIETO) 看護研究に関する書類ダウンロード
・看護部看護研究計画書検討会に委員を派遣し、研究計画書作成および倫理委員会への提出支援を行った。

・昨年度から継続して臨床看護研究相談であるスキットカフェを開催した。相談件数は13件、のべ35回程度であった。
・看護学専攻教員への相談・共同研究支援を盛り込んだ新しい臨床看護研究相談・支援体制の運用マニュアルである「TUCSCO臨床看護相談・支援について」を作成し、運用を開始した。これによって看護学専攻教員との連携体制が確立した。TUCSCO臨床看護相談・支援への申請は1件であった(3月20日現在)。

・看護部の「看護研究の手引き」を主に倫理委員会への提出に関連する点を中心に改訂した。
・臨床看護師の研究能力向上のための情報発信として「看護研究スキルアップセミナー看護研究をスムーズに! 文献検索基礎編」を開催した。
・論文投稿の支援は特に養成もなく行わなかった。
・科学研究費取得の支援は行わなかった。

・看護部の研究業績の整理を行った。
・人的リソースの把握は必要時に行うことにし、H27年度は行わなかった。